松岡正剛「知の編集術」 (講談社現代新書) 追記
モノマネってさ、する前に「いまから誰某のモノマネやりま~っす」って宣言してからやらないと、誰の真似かまったく判らないって知ってた?
一回TVで原口あきまさが宣言せずにやってて、みんなポカーンてなってたのが記憶に残ってる。
ほんとに判らないんだよ!
びっくりした。
「いまからダレソレのモノマネやりま~っす」っていう宣言が、みんなにモノマネを受け入れるこころの準備を作るって事なんだよ。
つまり、「知の編集術」に関連させて言うと、それだけ文脈が大事ってことなんだよね。
具体例を出すよ。
これ・・・なんの広告かわかる?
有名だから知ってるかな?
正解はこれ
企業のロゴがあると、ああなるほどって納得できるよね。
つまり、文脈がいかに大事かってことが、ここからはっきりと判る。
え?この西武百貨店の広告がそもそも判りにくいって?
たしかにそうだよね。
ただ、広告の歴史をみると、だんだん具体から抽象に向かっているようなんだよ。
考えるよりも、感じる方向に向かっていることは間違いない。
ただ、それはまた別の話。